新譜情報 投稿者:クラリスト1号 投稿日:12月15日(日)20時31分50秒
ヴィオラで演奏する、クララの作品22のCDが発売されたようです。
おとぎの絵本~
ロバート&クララ・シューマンの音楽
ローベルト・シューマン(1810-1856):おとぎの絵本 Op.113/幻想小曲集
Op.73(*)
クララ・シューマン(1819-1896):3つのロマンス Op.22(+)
ロベルト・シューマン:アダージョとアレグロ Op.70(#)/おとぎ話 Op.132(クラリネット、ヴィオラとピアノのための)
ジョナサン・バッグ(Va)
ジェーン・ホーキンズ(P)
ドナルド・L.オーラー(Cl)
CENTAUR CRC-2581
クララのCDではありませんが、レーネ・ジャノリ(Pf)のシューマンピアノ独奏曲
全集が12枚組ボックスセットで再版されたようです。単品売りの時代はフルプライス
でしたが、今回はバジェットプライスです。
ACCORD 472 542-2
いずれもCDショップ・カデンツァにあります。
------------------------------------------------------------------------
>>レア本・二冊発見 投稿者:クラリスト1号 投稿日:12月10日(火)21時37分20秒
11号さん、お久しぶりです。
Jugendbriefeは既に私は持っていますので、発注してません。大丈夫、着きますよ!
11号さんが発注したので、リンク先が無くなっています。
クララ存命中に発刊された本の温もりを味わってください。
京都でのクララのコンサート、行きた~~い!!
でも、当日も会社で激務状態です(--;
編集済
------------------------------------------------------------------------
>レア本・二冊発見 投稿者:クラリスト11号 投稿日:12月10日(火)15時36分14秒
伊藤さん ごぶさたしてます。
早速、"Jugendbriefe"の方を注文してきました。届くかな~。(^_^)
でも、既に書記長が注文された後かもしれませんね。(ーー;)
今週の金曜日、クララとローベルトの作品によるピアノリサイタルがあります。
オールシューマン・プロのコンサート、最近増えているような気がしますね。
02.12.13(金)19:00 京都府立府民ホール アルティ
谷 千鶴ピアノリサイタル
曲目:クララ・シューマン/ロマンス ヴァリエ op.3(1833),3つのロマンス
op.11(1839),4つの性格的小品 op.5(1836),ロベルト・シューマン/クライスレリアーナ 入場料:¥3,000 問い合わせ:エラート音楽事務所(075-751-0617)
http://www.kh.rim.or.jp/~horin/hall11.html
編集済
------------------------------------------------------------------------
レア本・二冊発見 投稿者:クラリスト1号 投稿日:12月 7日(土)23時56分46秒
クララ&ローベルト・シューマン「愛の手紙」を一冊発見しました。
場所はアメリカ、本は日本語版です。
興味がある方はここへ。
もう一冊、ローベルト・シューマン「若き日の手紙」。クララが編纂したローベルトの
書簡集がありました。1886年版です。もちろん、ドイツ語版です。
興味がある方はここへ。
編集済
------------------------------------------------------------------------
>音楽の神童たち 投稿者:クラリスト1号 投稿日:12月 3日(火)21時13分17秒
☆4号さん、こんにちは。
新刊情報ありがとうございます。さっそく書店かヤマハあたりで
探してみます。音楽の友社のHPで調べてみましたが、作曲家と
いうよりも演奏家/指揮者の方にスポットをあてた書籍の様です
ね。
☆餌子さん
クララの人生は、後世の多くの人の鑑です。しかし、真実なる人間であれば、
誰もが目指すであろう姿でもあると思います。伝記を読んで感激することは
簡単です。問題はそれを自分自身の人生に役立てる事が出来るかどうかです。
------------------------------------------------------------------------
音楽の神童たち 投稿者:4号@ティモテ 投稿日:12月 3日(火)16時15分54秒
早いもので12月ですね、1号様はじめ皆様お変わりありませんか?もうご存知かもしれませんが、クララに関する書籍の情報です!音友社よりクロード・ケネソン著『音楽の神童たち』の上巻にクララ・シューマンについての記述がありました。およそ20ページですが、クララについて分かりやすい記述がされてありました。
------------------------------------------------------------------------
クララの悲しみ 投稿者:餌子 投稿日:12月 3日(火)14時58分35秒
こんにちは。今回は彼女の悲しみについて書こうと思います。周知のとうり、彼女の夫は、精神病院で亡くなりました。伴侶に先立たれる悲しみ・・・・・。人生で、これほど辛く悲しいことはないと思います。彼女は、その辛い日々を、亡き夫の作曲した作品を演奏していくことで、昇華させていったのです。みなさん、えらいと思われませんか?久々に彼女の伝記を読んでその素晴らしい人生について考えさせられました。
------------------------------------------------------------------------
HP更新しました 投稿者:クラリスト1号 投稿日:11月30日(土)20時16分10秒
CD解説・歌曲編に、The Songs of Clara Schumann, Susan Gritton (Soprano),
Stephan Loges (Baritone), Eugene Asti (Pf)を追加しました。
------------------------------------------------------------------------
HPをささやかに更新 投稿者:クラリスト1号 投稿日:11月 4日(月)17時53分22秒
最近入手した4枚のCDをCDリストに追加しました。
既に60枚を超えているクララのCDコレクションなので、今ごろ入手する物は
かなりのマニア物が多くなっています(笑)。
これらのCD解説はまたいずれ...
☆エリアーデさん(25号さん)
クララのピアノ独奏曲全集は、買って絶対に後悔しない逸品です。ピアニスト・クララの
真髄に出会ってください。
------------------------------------------------------------------------
ピアノ独奏曲全集 投稿者:エリアーデ 投稿日:11月 4日(月)15時02分22秒
買わせて戴くことにしました。今まで、このCDの存在を知りませんでしたため、これでクララさんの生涯の全貌のごく一端でも理解できれば、と思います。「真実なる女性」でもそうでしたが、クララさんは、強靭にして優美可憐なる一人の女性であるよりも前に、何よりもまず、偉大な一人の芸術家であったことを思い出しました。
------------------------------------------------------------------------
>♪クララに逢えた日。 投稿者:クラリスト1号 投稿日:11月 1日(金)19時36分18秒
9号さん、こんにちは。
クララのピアノ独奏曲全集の入手おめでとうございます。何はともあれこのCDが無いと、
クララの真髄、全貌はなかなか体験できないと思います。特に若くて溌剌としたクララの
美しい姿にはこのCDでしか逢えないです。これからもっとクララに惚れてください(笑)。
------------------------------------------------------------------------
軽井沢に行きたいなぁ~ 投稿者:クラリスト1号 投稿日:11月 1日(金)19時32分10秒
川名さん、はじめまして。
素敵な情報をありがとうございます。軽井沢の爽やかな風の中に、クララの音楽と
逸話が流れるのですね。生憎その日に軽井沢には行けませんが、作品11のメロディ
を聴きながら過ごすことにしましょう。
ご友人の結婚式での献呈の演奏、きっとご出席されている皆様の心に響きわたること
でしょう。ローベルトがクララに結婚に際して贈ったこの曲には人々を魅了する力が
秘められています。素敵な演奏になることをお祈りしています。
------------------------------------------------------------------------
はじめまして 投稿者:川名 麻澄 投稿日:11月 1日(金)13時47分23秒
はじめまして。川名と申します、かけだしのピアノ弾きでございます。
私は、毎月第一日曜日の午後7時、FM軽井沢(77.5MHz.)におきまして、
【川名麻澄の音楽のしっぽ】というクラシック音楽の番組を務めております。
今月(11/3)の放送は、学生時代に原田光子さんの本と出逢って以来、
ずっと大好きだった、クララ・シューマンをテーマに、企画いたしました。
「クララをめぐる音楽」と題しまして、彼女の生涯をたどりながら、一時間、
クララを中心に、曲をお送りいたします。
クララ自身の作品は、『3つのロマンス(Op.11)』の1曲だけなのですが、
その他、ブラームスの『主題と変奏』、ロベルトの『ピアノ・ソナタ第1番』、
『ミルテの花』から『献呈』など、クララに捧げられた、うつくしい音楽を、
クララの挿話ととともに、お届けする予定です。
軽井沢にお住まいの方、また、お出掛けの方がいらっしゃいましたら、
放送をお聞きいただきたく思いまして、投稿いたしました。
(もし、宣伝投稿にあたるようでしたら、申し訳ございません。
恐れ入りますが、その際には、削除なさって下さいませ。)
追って
この週末に、十年来の友人が結婚します。友人から「宴でリスト編曲の
“献呈”を弾いて欲しい」と声をかけられ、今、練習しているところです。
こちらのサイトで、クララによる、この歌の編曲があることを知りました。
GarbenのCDを聴きつつ、いつかこれらも奏でてみたい、と夢見ています。
------------------------------------------------------------------------
♪クララに逢えた日。 投稿者:クラリスト9号 投稿日:10月31日(木)21時22分46秒
こんにちは。クラリスト9号です。ようやくクララのピアノ独奏曲全集を入手し聴き入りました。実に素晴らしい!以前Clara
Schumann Klavier-und Kammermusikの感想に重厚で大作曲家のようだ。と書いてしまいましたが、この3枚組のピアノ独奏曲全集は演奏にもよるのでしょうが、それこそ可憐で可愛らしい軽快な春の野原のような演奏です。新たなクララに出会ったような気がします。今日は幸福な1日です。
------------------------------------------------------------------------
クラリスト25号さんを登録しました。 投稿者:クラリスト1号 投稿日:10月27日(日)11時22分06秒
エリアーデさん、はじめまして。
クラリスト25号で登録させて頂きました。25はとても素敵な番号だと思います。今までの
クラリストの方々が選ばれなかった事が不思議なぐらい、クララとローベルトにとっては忘れ
難い番号と言えましょう。
これからは、花嫁の冠、ミルテの花と同じ名前を持つクラリストとして、クララへの理解を深
めて行ってください。
------------------------------------------------------------------------
はじめまして 投稿者:エリアーデ 投稿日:10月27日(日)03時58分11秒
はじめまして。クラリスト25号のエリアーデと申します。番号の由来は、シューマンの美しい「ミルテの花」の作品番号からです。ミルテはシューマンの愛した花であり、彼の愛したもうひとつの花、クララ・シューマンもミルテのような可憐な女性だったことでしょう。
------------------------------------------------------------------------
>シューマン夫妻のピアノ協奏曲のCD 投稿者:クラリスト1号 投稿日:10月25日(金)21時18分01秒
王さま、こんばんは~
このCDは知らない物です。もちろん持っていません。
もうすぐカデンツァのカタログが来るはずなので、探してみます。
夫婦物となると、やっぱ買わなければね~(^^;
------------------------------------------------------------------------
シューマン夫妻のピアノ協奏曲のCD 投稿者:54号@王さま 投稿日:10月25日(金)02時01分10秒
1号@書記長、みなさん、こんばんは。
もうご存じかもしれませんが、クララのピアノ協奏曲 op.7 のCD
を見つけましたので一応、ご報告まで。新譜らしいです。ローベル
トのピアノ協奏曲 op.54 とのカップリングです。
(前にお知らせしたものと同じCDだったらごめんなさい)
pf. Margarita Hohenrieder ("Ho" は oウムラウト)
cond. Johannes Wildner
Neue Philharmonie Westfalen
RCA [74321 89793 2]
rec. 2000/04/18-20, 2001/02/24(R's Allegro vivace)
ヘーエンリーダー女史はミュンヘン出身、1981年ブゾーニ・コンクー
ルに優勝したピアニストとのこと。現在はミュンヘン音大の先生も
勤めておられるようです。
------------------------------------------------------------------------
4号さん、お久しぶりです。 投稿者:クラリスト1号 投稿日:10月18日(金)20時21分14秒
原田さんの本は、名著ですよね。
私も初めてこの本を書店で手にしたときに読み入ってしまいました。以後、座右の書籍に
なっています。確かに多少美化されているのかも知れませんが、それで人生が豊かになる
のなら、良いのでは無いでしょうか?
------------------------------------------------------------------------
お久しぶりです 投稿者:4号☆ 投稿日:10月18日(金)12時32分14秒
8月以来の投稿でございます。みなさまお変わりありませんか?
当時は若林健吉さんのシューマンを読んで感動していたんですが、ここのサイトで原田光子さんのクララシューマンを知り、早速ネットで取り寄せて購入しました。9月はこの本をずーっと読んでいました!これまた涙涙で、、、私はシューマンの前ブラームスにはまっていたのですが、自分がブラームスからシューマンに惹かれっていった、その流れも理解できましたよ。作曲家って神様って思っていたのですが、すごく人間味が伝わるもので色んな所で共感を覚えては感激していました!
クララもお嬢さんかと思っていたら、なんと強い女性でしょう!
本を片時も離さず、クララクララ言っている私をみて、だんなは「大体、伝記ってその人の信奉者が書いているから美化されているものんだって」なんて私をちょっと正気に戻そうとしてましたが(笑)私がどこに感銘しているかあなたには分かるまいと思い(笑)いろいろ思いを巡らせていたのでした。
------------------------------------------------------------------------
17号さん、お久しぶりです。 投稿者:クラリスト1号 投稿日:10月18日(金)08時49分22秒
暫く激動の日々を送られていたようですね。この掲示板にお姿をお見せにならなかったので、
「どうしたのだろう?」と案じておりました。
>ご存知のようにわたしはピアノは下手です。
私は上手い下手以前に、ピアノを弾けません(--;。パピヨンを弾けることがとても
羨ましく思います。
>ローベルトは楽譜をとおして、力をくださったのです。それは、大いなることではありません?
楽譜を読めず、ピアノも弾けない私はCDを通じてローベルトに接していますが、
彼の音楽は隅々までクララへの愛に満ちていますね。ヴァイオリン協奏曲の初演者に
なるはずであったメニューインの古い演奏を聞いていて、そのメロディの端々に
クララへの愛を感じて、青春のあの日に感じた感情を思い起こしていました(笑)。
この感覚はピアノ曲を聴いていても同じです。大好きな第一番や第三番に加えて、
久しぶりに聴いた第二番にも愛が満ちていました。
形は違っても、ローベルトの音楽はそれを理解できる人たちにエネルギーを与えて
くれます。私個人の感覚では、ベートーベンの方が作曲は上手いし、ショパンの
旋律の方が美しいと思うのですが、しかしベートーベンの100倍、ショパンの50倍
ぐらいローベルトの音楽を聴いています。これも皆、ローベルトの音楽が与えて
くれるエネルギーが欲しいからですね。
※最近購入したKlara Wurtzというピアニストの3枚組のローベルトのピアノ
曲集の演奏は絶品です。ソナタ第一番の演奏は、伊藤恵さんの名演を聴き慣れた
私でも満足できました。ブリリアント・レーベルから発売されていて、3枚組で
価格は990円ぐらいです。お勧め。
Klara Wurtz って、なんとなくクララの旧姓に似ていますね。
本日はダウス指揮の「楽園とペリ」を聴いています。
------------------------------------------------------------------------
ご無沙汰でした 投稿者:クラリスト17号 投稿日:10月17日(木)18時09分51秒
クラリスト1号さま、こんばんは
本当におひさしぶりです。この半年の間にわたしの身辺は激動の日々が、つづいて
おりました。でも、クララやローベルトのことを忘れたときは一日としてありません。
カキコできなくても、時々はロムらせていただいていました。
その間に、クラリスト登録された方々にはおはつでございます。よろしくお願い
しますね。(^。^)
今日はこの日の青空のように晴れやかな気分です。約2ヶ月ぶりのピアノのレッスンに
行くことができたからです。そして、自分にとって、ピアノが、シューマンがどんなに
大事なものであるかを実感してきました。ローベルトの作品2「パピヨン」を弾く事が
こんなにも幸せなことであることを、かみしめています。楽譜に対峙し、それを音に
したときに、深い感動につつまれ、体全体が曲に向かい、包まれていく感覚に遭遇
しました。曲と曲のあいだ、休符にすら、いえ、なおいっそうそれを体感したのです。
ご存知のようにわたしはピアノは下手です。でも、そんなわたしにすら、ローベルトは
楽譜をとおして、力をくださったのです。それは、大いなることではありません?
こんな想いを、久しぶりのカキコにして、埋めてしまうのは申し訳ないのですが、この
掲示板は私が深くシューマンにのめりこむきっかけとなった、大事な場所ですので
お邪魔することにしました。
みなさまのクララとの出会い、ローベルトやヨハネスへの想いをよませていただくにつけ
私自身の想いをも深みに入る気がしています。
ローベルトのハ長調交響曲を聴きながら
------------------------------------------------------------------------
献呈とトロイメライ 投稿者:クラリスト1号 投稿日:10月12日(土)21時03分39秒
☆天の川さん
クララの編曲による献呈の楽譜のお話、ありがとうございます。
私には楽譜を目にする機会もありませんので、代わりにCDの演奏から色々と感じ取り、
CD解説に記載しました。解説にも記載しましたが、私は献呈の編曲の存在を知る前から、
クララがひとり密やかに愉しんだ献呈はあるはずで、その曲はとても清楚なものだろうと
いう確信がありました。
今こうして天の川さんに、楽譜と、それを目の前にした演奏から沸き起こる印象を教えて
いただき、こちらまで心洗われる思いです。CDの演奏以上にクララの献呈に対する思い
を正しく伝えてくれる文章だと思います。
☆餌コさん
トロイメライの作曲は1838年。クララとローベルトがお互いに婚約し、しかしクララ
の父、フリードリッヒ・ヴィークに反対されて、お互いに殆どあえない苦しい時代に生ま
れた名曲です。お互いの逆境と、曲風には何の関係も無く、むしろ苦しい時代の一条の光
の様な優しい曲ですね。このときローベルトは30曲ほど楽しい小品を作曲し、そのうち
の12曲を集めて「子供の情景」になりました。子供の情景、その中のトロイメライは
人類の宝だと思います。
------------------------------------------------------------------------
(無題) 投稿者:餌コ 投稿日:10月12日(土)09時19分59秒
最近、ピアノで作曲活動を行っています。とてもクララには、かないませんが、彼女のような美しい旋律が、奏でられたらと思って、日々、鍵盤を、叩いている今日この頃です。それにしても「トロイメロイ」って、素敵な曲ですよね。うっとりしてしまうわ・・・・。クララの夫、ロベルトは、苦しみの中で、この曲を作曲したのでしょうか?けだし芸術には、産みの苦しみが、つきものなもの。そして何より芸術に必要なものは愛だと実感しています。
------------------------------------------------------------------------
ロベルト歌曲のクララピアノ編曲の楽譜とCD 投稿者:天の川 投稿日:10月11日(金)23時12分40秒
大変ご無沙汰いたしております、7月にロベルト歌曲のクララピアノ編曲の楽譜の件で書き込みさせていただきました天の川です。
ロベルト歌曲のクララピアノ編曲の楽譜ですが、国立音大の図書館に所蔵されていました。
大学時代のピアノの恩師に頼んで探してもらいました。
こちらのホームページの、ロベルト歌曲のクララピアノ編曲のCD紹介のページでも熱く、静かに語られているように、なんとひそやかな編曲であることか!
私は、「献呈」のクララ編曲の楽譜を譜面台に置き、静かに息を吸い、ピアノで弾いて行きました。
実に無駄のない、つぼみが花開くように音になって行く感じがしました。
コーダを弾き終えた時、無性に清い気持ちになり、自分の中にある心の汚れや弱さを許されたような思いになりました。
私はこの曲を、大切な古い友人に結婚のお祝に贈ろうと思っています。
この友人は、大学時代、シューマンの「雪割草」を歌って聴かせてくれたことがありました。
彼女は、この歌を壊れてしまいそうなガラス細工を丁寧に扱うように慈しむように歌ってくれた人なのです。
そんな大切な友人に贈りたい、クララ編曲の献呈でした。
------------------------------------------------------------------------
♪ヨハネスからクララへの手紙 その2 投稿者:クラリスト9号 投稿日:10月
6日(日)17時38分16秒
1855年5月「どれほど貴女にお会いしたく思っていることか!……。どんな物音を聞いても、窓辺に駆け寄ります。貴女のことばかり思い続けているのです。お願いですから、僕を忘れないでください」
1855年6月「毎日お手紙を差し上げます」
1855年7月「愛情を込めて、貴女のもの」
1855年8月「いつも貴女を思い続けています。どうしても僕の頭から離れないのです。貴女がいらしゃらないとしたら、僕はどんなに不幸になるでしょう!貴女を心から抱擁させてください」
1856年2月「わが愛する友よ、僕は聞き分けの良い子でしょうね?」
たとえブラームスがどんなに筆不精であったにしろ、愛の告白や、やかまし屋の拗言でみちみちているこの情熱的な文通は、40年以上も続いたのである。クララは、自分の女友達レーゼルに対してさえも彼を弁護して、彼女の恋人に報いる。いわく、「彼はほとんど全ての音楽家を敵に廻しています。でもそれは、彼の方が自分達より1枚上だと、彼らは感じているからなのですよ」このように、ブラームスは彼女を蘇らせる慰めの天使であった。彼女は次のように述べている-「私はしばしば、彼が星と戯れているような気持ちになります」星……。
最後の手紙は1892年12月23日のものである。「僕はもう久しく貴女の家でクリスマスのお祝いをしていませんね。あのころはクリスマス・ツリーがなんときれいに輝いていたことでしょう。若者達の目も、年老いた人達の目もまた!……。僕はローベルトの『変奏曲』を繰り返し弾いております。これはまるで春の午後、花咲く樹々の下や、さらさらと流れる小川のほとりを散歩しているような曲です……貴女のヨハネス」
1893年5月7日の夜、クララはヨハネスの誕生日のために、やっと読み取れるような一行の便りを送った。そしてこれが彼女の最後の手紙となった。
「心から、あなたにお悦び申しあげます……」
ヨハネスは翌日、彼の《最愛の友》に返事を出した。
「最後のものは最良のものである。この金言を僕は、貴女の短いことばを受け取った時ほど深く吟味したことはありません」
ああ!短いことば、それを今度は二日後に、マリー・シューマンが彼に送ることになったのだ-「母上は今日安らかな眠りにつきました」
ジョゼ・ブリュイール著 本田 脩 訳 『ブラームス』より
------------------------------------------------------------------------
♪ヨハネスからクララへの手紙 その1 投稿者:クラリスト9号 投稿日:10月
6日(日)17時33分01秒
1854年12月2日、ブラームスは恩師シューマンに宛てて手紙を書いた。
「僕の『変奏曲』に対して、先生から頂きました身に余るお褒めの言葉は、僕の心を幸福でいっぱいにしております。この春からデュッセルドルフに滞在し、僕は先生と先生のすばらしい奥様とを日1日と、ますます愛するようになりました」
1854年12月30日、ブラームスはシューマンに書く。
「この夏は、奥様のおそばでたいそう快適に過ごしましたが、その節はいつも奥様とご一緒で、非常に心おどる思いでした。僕はあの方を賛美し、愛する術を学んだのです。それゆえ、今の僕には、あの方なしには全てが凍てつくように思われます。僕の願いは唯一つ、再びあの方にお会いしたいということです」
これらの手紙は保存され、書簡集に編纂された。ドイツでは『クララ・シューマンとヨハネス・ブラームスとの友情』と題され、またフランスではジャン・アレーにより『ヨハネスとクララとの熱烈な友愛』として出版された。それゆえ、これらの手紙は残されているのだが、焼かれてしまったものもある。クララがそれを要求したのだ。
「この書状は即刻燃やしてください。そうしてくださらないなら、今後わたしはお手紙を差し上げないでしょう」とクララは1854年11月に書いている。
1854年10月「毎朝僕に『おはよう』と電報を打ってくださいませんか?そうすれば、僕は1日中有頂天になっているでしょう……。貴女なしにはもうこれ以上長く耐えられそうにありません。いくら嘆いてみても、貴女のいらっしゃらないことにもう耐えきれず、気も狂わんばかりに待ち焦がれている者の悲しみを和らげてくれませんが、それでもいくらかは心が落ち着きます」
1854年11月「死ぬほど貴女を愛しています、と文字で書くのではなく、今日、僕自身の口から貴女に申し上げるのを神が許したまわんことを!僕は貴女に僕の涙をお伝えすることしかできません」
1854年12月「僕の手紙、お許しください。そして僕を信じてください。貴女のことを思っている時は、文字でうまく表せないほどまじめなのです。貴女にお手紙を書いている時、僕はふと、貴女とお話しているような気持ちになります」
1855年1月「貴女を思い、貴女のお手紙を読み返し、貴女のお写真を眺めること以外は、なにも手に着きません。いったい僕をどうなさったのでしょうか?この魔力を僕から解いていただけませんか?」
1855年2月「自分の考えを言葉で表すことも、心の思いを打ち明けることも僕にはうまくできないのですと、貴女に何度申し上げたことでしょう?」
1855年3月「貴女のお手紙がこれほどの悦びを僕に与えてくださったのは珍しいことです。朝からひたすら貴女のことを思っています。僕の心には強すぎるくらい貴女の存在が感じられます。なんと僕を幸福にしてくださったのでしょう!」
ジョゼ・ブリュイール著 本田 脩 訳 『ブラームス』より
------------------------------------------------------------------------
クララの悲しみ 投稿者:餌コ 投稿日:10月 4日(金)09時36分53秒
こんにちは。今回はクララの悲しみについて書こうと思います。晴れて結婚できたのも、つかの間、ロベルトは次第に精神を病み、ついに入院することに・・・・。クララの悲しみは、どんなものだったのでしょう?8人の子供達を抱えての演奏生活。とても立派だと思います。未亡人となったのちも、夫の曲を心をこめて演奏する姿には、心打たれるものがありました。彼女は、本当に心から夫を愛していたんですね。夫婦の深い愛情に、心揺さぶられました。
|