パート1:ブラームスハウス
リヒテンタール散策は、マキシミリアン・シュトラーセ(通り)とハウプト・シュトラーセのY字路脇にあるクララ・シューマン・プラッツ(広場)から始めました。ここで知人の車を降りて、一人で散歩です。
交差点から直ぐに、木々の間から白いブラームスハウスが見えます。
白くてこぢんまりとした、綺麗な建物でした。日曜日の開館時間は10時から13時で、私は10時半に訪問しましたが未だ誰も来ていなかったのか、門は開いていませんでした(自分でロックを外して入りました)。

当時の住所はリヒテンタール街8番。現在の住所はマキシミリアンシュトラーセ・85番です。詳しい情報は下記の通り。

Museum im Brahmshaus und Brahmsgesellschaft Baden-Baden e. V.
Maximilianstrasse 85, 76530 Baden-Baden
Telefon +49 (0) 7221 99872, Fax +49 (0) 7221 71104
E-Mail info@brahms-baden-baden.de
Internet www.brahms-baden-baden.de

訪問される際には、開館曜日と開館時間にご注意下さい。日曜日に開館してくれるので助かりました。入場料は2ユーロです。
建物の裏側に入り口があります。ドアにも鍵が掛かっていましたが、ベルを鳴らすと直ぐに優しそうなおばさんが出てきて、にこやかに挨拶されて、「さあ、どうぞ!」と中に入れてくれました。
玄関右側にあるプレートです。1865年から1874年までブラームスがここに住んでいたという証です。
部屋は二階にあります。これは「青いサロン」と呼ばれるリビングルームで、ブラームスの胸像の他、ローベルト&クララ・シューマンの写真なども飾られていました。この壁の方角は東側です。
青のサロンを反時計回りでご覧頂いています。北側の壁に向かって撮影。
西側の壁に向かって撮影。正面の木製のキャビネットの中には、ブラームスのご両親の写真などが展示されていました。
南側の壁に向かって撮影。左側の机の上にあるノートは訪問者が自由にコメントを残せるノートで、日本人の方の書き込みも沢山ありました。私も勿論サインを残してきましたので、訪問された方は見つけてみて下さい。
リビングの南隣にある寝室のベッドです。私でも小さいかな?と思うサイズでした。
ベッドの反対側には洗面台が。窓の外にはリヒテンタールの美しい景色が広がります。
寝室に置かれていた、クララ最晩年の胸像。
寝室の東隣にも小さな部屋があって、ブラームスやクララ関連の資料が整然と展示されていました。こちらの壁にはクララが沢山、、
こちらにもクララの資料が沢山あります。
キャビネットの中に展示されていた、クララの手です。1875年とありますので、56歳の頃のものです。
私が帰る頃になってやっと次の見学者がやってきました。このネコは管理人さんの飼い猫で、名前は「クララ」だそうです。
Clara !


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